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【中級者向け】練習時間が取れない社会人がディフェンスを抜けなくても楽に点を取る方法

社会人バスケ、楽しんでいますか?

バスケに慣れてきて少しずつ動けるようになってくると「自分で点を取りたい!」と思うようになりますよね!

そんなとき厄介なのが相手のディフェンスです。

「ドリブルが苦手でディフェンスを抜けない!」

「週に1回しか練習してないしドリブルなんか全然上達しないよ!」

「なんとかフリーでボールを受けてシュートを撃ちたい!」

こんな悩みを持つと思います。

今回は練習時間がなかなか取れない社会人でも楽に点を取る方法をお伝えします!

このように言うと

「まさか、『速攻で先頭を走ってフリーになれ!』……ってこと!?」

なんて思った方もいると思います。

正直なところ「……それができれば苦労はしねぇ!!」

って感じですよね。

今回お伝えするのは「知識」と「タイミング」で楽に点を取る方法です。

ぜひ自分のプレーに取り入れてみてください!

【結論】味方のドライブに連動しよう!

結論から言うと、味方のドライブに合わせて適切に動きパスを受けてシュートを撃ちましょう!

ということになります。

これだけだと正直なにを言っているのかよくわかりませんよね。

「そもそもドライブってなに?」から始まり、

「なぜ味方のドライブに合わせると簡単に点が取れるのか?」

「どのように動けばいいのか?」

これらを順に解説していきます。

「ドライブに連動する」とは?

そもそも「味方のドライブに連動する」とはどういうことか説明します。

まず、「ドライブ」とはオフェンスがドリブルを使ってディフェンスを抜きゴールに向かって切り込むプレーのことです。

そして「味方のドライブに連動する」というのは、味方がドライブを仕掛けたタイミングで自分も動き出すことをいいます。

ではなぜ楽に点を取るために味方のドライブに連動する必要があるのか。

ここからはドライブに連動することのメリットを解説していきます。

味方のドライブに連動するべき理由

味方のドライブに連動するべき理由を理解するにはディフェンスがどのような守り方をするのか理解する必要があります。

当然ですがディフェンスはチームが失点をしないために守っています。

これはマンツーマンディフェンスだろうがゾーンディフェンスだろうが同じです。

初心者の中には「自分がマークしている相手から点を取られなければいい」と考えている人がいますがこれは誤りです。

ボールを持っている選手(ボールマン)をマークしている選手が抜かれたら他のディフェンスがその穴を埋めて失点を防ぐ必要があります。

そういった理由ですべてのディフェンスはボールマンに注意を払っています。

ここで視点を自分に戻しましょう。

今あなたはオフェンスでボールはドライブが得意な味方が持っています。

あなたをマークしているディフェンスはあなたとボールマンに対して50:50で注意を向けています。

ここでボールマンがドライブを仕掛けて目の前のディフェンスを抜きゴール前に侵入したらどうなるでしょう。

あなたをマークしているディフェンスは急いでボールマンとゴールの間に入り失点を防ぐ必要があります。

この瞬間ディフェンスの注意は完全にボールマンに集中し、あなたはディフェンスの意識の外で動くことができるようになります。

ここであなたがディフェンスの視界から外れて適切に動くことができれば、あなたはフリーでパスを受けることができます。

ディフェンスからしたらあなたが突然現れてパスを受けたように見えるでしょう。

これが味方のドライブに連動するべき理由です。

この動きを実践できれば自分自身にディフェンスを抜くスキルがなくてもフリーでパスを受けてシュートを決めることができます!

具体的な合わせ方

ここまでの説明で楽に点を取るために味方のドライブに連動すべき理由が分かってもらえたと思います。

ここからは「実際にどんな動きをしたらいいか」についてお話していきます。

ドライブに連動してパスを受ける方法はいくつかありますが今回はシュートが苦手でも点を取りやすい「ゴール前でパスを受ける方法」について解説します。

ボールを持っている赤4番はドライブが得意な味方、赤5番があなたです。

赤4番は得意なドライブで青4番を抜きゴール付近に侵入します。

赤4番の侵入に気づいた青5番がすぐさまゴール前に立ちはだかります。

この瞬間、青5番はボールマンと赤5番(あなた)を両方見ることはできません。

あなたはディフェンスの視界から消えて自由に動けるようになります。

青5番の死角を回って反対サイドに移動し、赤4番からパスを受けて即シュートです。

これが一連の流れになります。

もし試合中に動き方がわからなくなった場合は下図のように「勾玉のように動く」と覚えてください。

赤4が反対側にドライブを仕掛けた場合でも同じです。

勾玉のように動いてパスをもらってください。

ドライブに合わせる際のポイント

具体的な動き方がわかったところで次はこの動きの成功率を上げるポイントをお伝えします。

「この動き知ってるのになんかパスがもらえない!」

「パスをもらっても得点につながらない!」

こんな人はこれから解説する内容に注意してみてください。

ポイントは次の3点です。

  • 静と動を使い分ける
  • 悪いパスに備える
  • パスを受けたら即シュートする

順番に見ていきましょう!

静と動を使い分ける

ドライブに合わせるポイント1つ目は「静と動を使い分ける」です。

今回お伝えしているのはディフェンスの不意をつく動きです。

ディフェンスがあなたから視線を外す一瞬を利用して回り込む必要があります。

もし、ディフェンスが視線を外す前にあなたが動き始めたら、ディフェンスは視線を切った後もあなたの行き先を予測しパスカットを狙ってくるでしょう。

一方、視線を外した後に動いたとしてもゆっくり動いたのではパスを出すタイミングに間に合いません。

大切なのはディフェンスが視線を切るまでは動くそぶりを一切見せず、視線を切った瞬間に稲妻のようにパスコースに走り込むということです。

動きの緩急を使い分けることを心がけてください。

悪いパスに備える

ドライブに合わせるポイント2つ目は「悪いパスに備える」です。

今回のプレーの特徴として

  • ① パサーとの距離が近い
  • ② ゴール前の密集地帯
  • ③ チャンスは一瞬

ということが挙げられます。

そのため普段よりも「至近距離から」「難しいコースのパスが」「突然飛んでくる」

ということを覚悟してください。

ループ性のパスが来るかと思えば足元へのバウンドパスが来ることもあります。

受けづらい難しいパスが来たとしても確実にキャッチすることが求められます。

コツとしては

  • ① 手のひらをパサーに向け「必ずパスが来る」と準備する
  • ② パサーから視線を逸らさない
  • ③ まずはキャッチすることだけに集中する

ということが挙げられます。

正直キャッチについてはかなり奥深いのでテクニック論を話し出すときりがないですが、キャッチミスをする人の多くは準備不足とパスを受けた次のことを考えている場合が多いです。

上記のコツを意識して数をこなしていきましょう。

パスを受けたら即シュートする

ドライブに合わせるポイント3つ目は「パスを受けたら即シュートする」です。

ゴール付近でパスを受けたときはディフェンスのブロックを警戒してシュートフェイクをしてしまいがちですが、多くの場合は即シュートの方が良い結果になりやすいです。

と言うのも、あなたはディフェンスが視線を外した一瞬の隙を狙ってパスを受けた状態です。

相手からしてみたらあなたがその場所に突然あらわれたように感じているわけですからブロックの準備ができていない場合がほとんどです。

そこでシュートフェイクをしてしまうと相手にブロックの準備をする猶予を与えかねません。

また、ゴール前に突然あらわれた選手に対しきれいにブロックできる選手はそう多くありません。

ほとんどの場合「飛べない」か「前掛かりのブロックになってファウルになる」のどちらかでしょう。

そのため、パスを受けたら即シュートする方が得点の期待値は大きいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「練習時間が取れない社会人がディフェンスを抜けなくても楽に点を取る方法」ということで味方のドライブに連動してパスを受ける方法について解説しました。

味方のドライブによってディフェンスの注意がボールマンに集中した隙にディフェンスの裏に回ることで相手に気づかれずにフリーでパスを受けてシュートすることができます。

動きを忘れてしまったら「勾玉」の形をイメージしてください。

成功率を上げるポイントは次の3点です。

  • 静と動を使い分ける
  • 悪いパスに備える
  • パスを受けたら即シュートする

ディフェンスがあなたから視線を切る前にあなたが動いてしまうと相手にパスコースを読まれますし動き出しのタイミングが遅れればパスコースに間に合いません。

ディフェンスが視線を切った瞬間を狙って稲妻のように動きましょう。

ゴール前は最大のチャンスですがディフェンスの守りも堅い密集地帯です。

至近距離から難しいパスが突然飛んできます。

手のひらをパサーに向け「必ずパスが来る」と準備しましょう。

視線はパサーから逸らさずキャッチすることだけに集中しましょう。

パスを受けたら相手に猶予を与えてはいけません。

シュートフェイクはせず即シュートしましょう。

以上が今回のまとめです。

このようにドリブルが苦手でも点を取ることはできます。

今後も「知識」と「タイミング」を意識したプレーをお伝えしていきます。

身体能力やスキルが落ちても工夫次第でまだまだ選手としての質は上がっていきます!

これからも楽しんで上達させていきましょう!